旨いイギリス 

開店前
先日仕事をしながら聴いていたインターFMのガイ・ペリマンさんの番組でちらっと紹介されていて、速攻チェックしたお店「ビスポーク」。場所は東中野で、ガストロパブを標榜するイギリス料理(だけじゃないけど)のお店らしい。まだオープンして間もなく、ネットでの情報は少ないけど、とにかく住所と開店時間と店名をメモって早速行ってまいりました。

開店時間は午後5時。店についたのは午後4時50分。あと10分の待ち時間を、5月にしては薄ら寒い店の前でウロウロと待つ私達を、お店の方は…「隣の店の開店を待っているのかな?」と思ったらしい。

いえ、そうじゃありません。ビスポークさんを目指してはるばる東中野までやってきたんですよ!

黒い外観に広い窓と店名の配置がいかにもヨーロッパ的なお店は、中に入るとカウンターのみのこじんまりとした空間。とは言っても狭すぎずスタイリッシュな店内は居心地よさげで、シャンデリアの光が作り出す陰影も美しい〜奥のちょっとした立ち飲みスペースなども良い感じ。

そして味ですが、わざわざ東中野までやってきた甲斐がありました。料理はその日の仕入れに合わせて仕込んだ厳選メニュー、そしてお酒はイギリスのエールを始めとしたビールやワインですが、もーー旨いです。最初の一口、ピクルス盛り合わせの人参から、パブ的でいて上質な味わい。ガストロパブを名乗るにふさわしい、イギリス的でいて繊細に作りこまれた料理に、またビールが合う合う合う。この日のメニューには何気に期待していたバンガーズ&マッシュなどはありませんでしたが、私がイギリスに行った際、ほぼ必ず定宿の近くのWaitroseで朝食のパンにつけるために買うhummusなどがあって、気分はイギリスにひとっ飛び(いえ、hummus自体はイギリス料理ってわけじゃないけど、わたし的にはイギリスな味なんですよ(^0^)。シェフご自身がスモークしたというベーコン入りのキッシュも、ああ、昨年Ryeのティールームで食べたキッシュの100倍おいしいじゃないですか(涙)。シメのチョコレートパイ+Waitroseの紅茶まで、もうどれも外しませんでした。

あああと、これも書いておかないと:シェフの歯切れのいい男前な接客(←シェフ、女性ですが)もナイスでした(^^

次回は一週間前くらいから訪問日連絡して、バンガーズ&マッシュとか作ってもらいたいですわ!

あの鮭。 

先月から東京藝術大学大学美術館で開催中の『近代洋画の開拓者 高橋由一』展のチラシです。

高橋由一展

「ああ、思い出した、あの鮭だ。」
って、このキャッチ、説得力がありますね。確かにこの鮭どこかで見たなと思う人は多いことでしょう。
「どこかで見たな、この鮭。ああー、思い出した、そういえば教科書とかで見たかな」とか。

とても上手いキャッチですが、展示紹介の文章にあったこちら一節がさらにまた上手いと思ったんですがいかがでしょう。以下流用:

「明治維新後にちょんまげを落とし「由一」を名乗るところから、近代洋画の父と呼ばれる高橋由一の活躍がはじまります。この時すでに40歳を超していました。絵が好きで画家になりました、といった甘さは微塵もなく、洋画を日本に普及するのが自分の果たすべき使命だという強い自負にあふれていました。」

絵が好きで画家になりました、

といった甘さは微塵もなく、

って、すごくいい。


そんな甘さはおととい来やがれだ。


そんなこんなのちらしの吸引力で、高橋由一展を見に行く予定です。東京展は6月24日(日)まで。その後9月から京都に巡回するそうです。
(そしてまた買い物@ポロック展のようにショップで鮭グッズとか買ってしまいそうです)

love song 

遅まきながら、やっとイハ君とホワイトさんのアルバムを注文しました。

(写真を見ると、イハ『君』というには老けましたね、イハ君。まあそりゃそうか)

この2枚と一緒にもう一枚、昔々のアルバムを注文しようと思ったんですが、アナログ盤では持ってるしなあ…とちょっと躊躇して保留。そしてそろそろまたレコードプレイヤーが欲しい気も。

Peter Hammill
'Vision'


なんて切なくも美しいラブ・ソング。(歌詞はこちら
ケンカ中の○○さんと□□さん。しばしこんな曲を聴きながら気持ちを静めてみるというのはどうでしょう。

(スミマセン、余計なお世話…)

ところでPeter Hammillのこの曲が入っているアルバムといえば、某音楽誌の誌名にもなっているFool's Mateなんですが、同誌の初代編集長の北村昌士さんは、もう数年前に亡くなっていたんですね。今更知ったのかという感じですが(汗)。いや?以前に聞いたことがあったかな…?(どうだったかな?) いずれにしても、そんなことを考えながら聴くと、いろいろと昔のことを思い出してしみじみします。
RIP。

駄目なオーナー+拍手コメントお礼 

4月8日付の続き)

前回記事『目指せオーナー』で「続きは気が向いたらまたいつか」などと書いたものの、忘れたことにするつもりだった私ですが、内情を知るUさんから拍手コメント経由で不安げな指摘をいただいたので一応続きを書くことにしました。

Uさん、そうです、ご指摘の通りうちの押入れにはスタン○ー・ド○ウッドの版画が収納されています。例のトムちゃん絡みのアレです。まずいなあと思います。押入れに押し込んであるので、直射日光こそ回避されてますが、温度管理も湿度管理もむちゃくちゃです。今度外に出して防虫やら防カビやら対策しないとマズイかと思われます。でも、もう既に変なことになってたらどうしよう。そう思うとコワくて出せません(いや、出した方がいい)。

そういえば以前、美術館が開催した一般コレクター向け作品保存講座とかも聞きに行ったことがあるんですが、全然役に立ってないってことですね(反省)。

なお押入れにはスタン○ーの版画以外にも、買ったり譲ってもらったりした作品がいくつ収納されています。夏、暑くなる前には一度全部出して何らかの対処をしなければと思います。


(ああ、豪邸に引越したい)


ところで話は変りますが、2月に英国喫茶Garage Blue Bellさんで写真展を開催した際にディスプレイに使った隠居作「ぶらぶら」が、4月12日発売のOZmagazine 5月号/鎌倉大特集に偶然でっかく載っています。お店のクレジットはありませんが(クレジットして欲しかったのお:隠居談)巻頭5ページ目くらいに使用されているブルーベルさんの店内写真中に「ぶらぶら」と写っております。こちらの「ぶらぶら」、写真展終了後もブルーベルさんにて1000円で販売中です。すてきな「ぶらぶら」、あなたの部屋にもおひとついかが。スタン○ーの版画より安いよ。
当該ページ

目指せオーナー 

アートフェア東京
先週末、東京国際フォーラムで開催されていた『アートフェア東京』に行ってきました。画廊やギャラリーの大規模ショーケースイベントで、各画廊が推すさまざまな美術ジャンルの作家、作品が展示販売されています。

私の目的および気に入った作家さんは何人かいましたが、なかでも名前を挙げたいのが、各出店ブースとは別に美術史家の山下裕二氏がキュレートした企画コーナーに展示されていた日本画家の神戸智行さん、そして見たことはあったけど、たまたま会場で実際に見てとっても気になった版画家の宮本承司さんです。前者は「きれい」(←いやぁ、本当にきれいなんです)、後者は「ユーモラス」(←大阪生まれ大阪在住だそうです)と、一言で平たく言ってしまうならそんな感じですが、どちらも描く対象への深い探求というか眼差しというか(何となく大竹伸朗さんの本のタイトル「既にそこにあるもの」という言葉が浮かんできます)、そんなものが伝わってきまして、ずっと見ていても飽きません。そしてそんな作品をずっと見ていると、やはり展示販売の会場ですから、思わず

欲しい

と、思うわけです。人気上昇中の作家さんたちですが、神戸さんの作品はイギリス行きを一回ガマンすれば、小品ならまだ買えるかもしれません。宮本さんの版画は、CDを何枚かガマンすれば買えるでしょう。

でも最近ますますワーキングプアの私。CD何枚かガマンって……ガマンしてるわけじゃないのに、まだホワイトさんのソロ・アルバムもイハ君の久々のアルバムも買ってないし、イギリスなんて次はいつ行けるのでしょう。とりあえずホワイトさんとイハ君のアルバムはフジロックまでには買わないと(;_; え、ホワイトさんのアルバムはまだ発売前?

(話が脱線しましたが、)しかしそれ以上に購入を躊躇する理由がありまして、それは、作品の保管場所がない。

ズサンな我が家の環境は、美術品の保管には多分とっても不適切。個人所有ではできることに限界があるとは言え、飾るにしろ、保管するにしろ、作品の劣化を最小限にとどめるように気を配らねば。しかしウチの場合どこに置いても……。そう、美術品とは購入したら購入者の勝手な所有物になるのではなく、作品をちゃんと保管していく責任が発生するのです。

そんなえらそうなわかったようなことを書いてみましたが、実はですね、私のうちの押入れには……



この続きは気が向いたらまたいつか。

タカさんのお料理サイト 

cookmejapanese.com

FEEDERのタカさんが和食のクッキング・サイトを開設してますよ。
タカさんのような海外に住む日本人が近所のスーパーで入手可能な食材を使った日本食、または食材に合わせてそれらしくアレンジした、日常の日本食的なレシピが満載でございます。Steamed Vegetables with Sesame Fish Sauceとか、簡単かつおいしそう。

タカさん、かっこいいなあ。


ところで私がたまに食べたくなる、個人的イギリス食(英国料理という意味ではないです)。

■タラモサラタとかフムスとかのペースト/Waitroseで3種類パックで売っているやつが好み。バゲットにべったり塗って食べる。旅行中の朝食。
■ピックル/サイコロ状に切った野菜がソースに漬け込んである。チーズと一緒にパンに乗せて焼く。
■リークとじゃがいものスープ/クリーミー。
■マッシュルーム/常備食。
■バスマチ/ぱらぱらの米。
■すっぱいリンゴ/リンゴは硬くてすっぱくてなんぼ。
■河粉/"河粉"というと主にきしめんみたいなアジア諸国の料理のようなんだけど、私が好きなのは春巻きの皮がデロ〜ンとしたようなやつ。
■出前一丁/日本の出前一丁より種類が豊富。

どなたか、TESCO以外で日本でピックルが買えるところがあったら教えてください。

これでもきれいになったのかもしれない 

テムズ河、グローブ座のあたり。水は土気色。
(えー、写真は本文とは直接関係ありませんが、テムズ河沿い)

金曜日、某局のBSと地上波で「ロンドンオリンピックを百倍楽しもう」という番組をやっていたので、地上波の方だけ見てみました。テムズ河から枝分かれした運河を、司会のお二人がナロウボートに乗ってどんぶらどんぶらと建設中のオリンピックパークに向かう映像に、ロンドンの街中レポートなどを絡めるという内容でしたが、なんだか見ていて気になったのは、運河沿いの風景を映しながらの司会者の「きれいですね〜」のセリフ。

そうかな…?
見ると運河があんまりきれいじゃない…。
あそこやあそこやあそこにあるのはゴミかな…。
まわりの風景も普通にロンドンの東の方というか…。
ナロウボートからの低い視線だと何か無理がないか…?

全体的に中途半端な風景な気が。
いや、ここは(いつもどおり)「ああ、ロンドン行きたいなあ」とか「今日のロンドンは晴れなのかあ」とか純朴に中継を楽しめばいいのかもしれないが。

なんとなくよくわからない気分になった隠居でした。

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ところで、BBCのオリンピック番組のテーマ曲は我等がガイさんのELBOWが担当するそうで。すごい、すっかり国民的バンドじゃないですか。ああ、本国と日本での人気の落差ったら。日本では○き○のが○りが某局の五輪関連番組のテーマ曲を担当するそうですが、BBCのELBOWを借りてきて流してくれてもいいんですよ。

平常心(-人-) 

ややパワーが落ち気味かもしれない。
こんな時は図書館で本を借りる。
何でもいいから気になった本を借りる。または館内で数冊ざーっと読む。
読んでるうちに、パワー落ちの原因となっていたようなグダグダ思考が頭らか離れていく気がする。
更に読んでいると、そのうち冷静さを取り戻します。

ああ、冷静っていいことだわ。

さて落ち着いてから、では何て本を読んでいたんだっけと思い出そうと思ったらタイトルが思い出せない。キーワードで図書館の蔵書リストを検索してみるんだけど、ピンとくるタイトルが見当たらない(……?)。また図書館に行って、本があった辺りの棚に行けば思いだせると思うので、まあいいんですが。

…なんだっけ?

思い出せないので仕方がない。それは脇において、今後の読もうかなリストから一冊:

ハシエンダ マンチェスター・ムーヴメントの裏側
フッキー翁・著

読む前から「読みながら腹の中でケチの付け所を探してやろう」という邪心満々です。楽しみだわ。
ハシエンダ